2019-12-09 第200回国会 衆議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第4号
次に、首里城跡などとともに世界文化遺産「琉球王国のグスク及び関連遺産群」を構成する識名園において、那覇市の担当者から識名園の概要等について説明を聴取するとともに、園内を視察しました。 最後に、沖縄都市モノレールのてだこ浦西駅において、松本浦添市長及び沖縄県等の担当者から、モノレールの現状と課題及び今後の取組について説明を聴取しました。 以上が調査の概要であります。
次に、首里城跡などとともに世界文化遺産「琉球王国のグスク及び関連遺産群」を構成する識名園において、那覇市の担当者から識名園の概要等について説明を聴取するとともに、園内を視察しました。 最後に、沖縄都市モノレールのてだこ浦西駅において、松本浦添市長及び沖縄県等の担当者から、モノレールの現状と課題及び今後の取組について説明を聴取しました。 以上が調査の概要であります。
修学旅行でも観光スポットとしても非常に重要な場所でありましたので、那覇にはやはり観光資源が今少なくなっておりますので、識名園など活用案も出ておりますけれども、まだまだ足りないということで、この再建までの間をどうするのか。時間がかかります。 その間、首里城の近くの停滞の時間を、観光客の方に少しでも長くいていただけるように、少しその仕掛けが必要なのではないか、このように思います。
文化庁におきましては、平成十一年の六月に首里城跡ですとか識名園など九資産から成る琉球王国のグスク及び関連遺産群を世界遺産に推薦したところでございます。今後は、世界遺産の登録基準に基づきます専門的な審査が行われ、本年十一月下旬から開催をされます第二十四回世界遺産委員会で世界遺産一覧表へ登録の可否が決定される予定でございます。
その関連遺産群の中には首里城のほかに中城城址、勝連城址、座喜味城址そして今帰仁城址と五つの箇所が決まっておりますけれども、そのほかに琉球王朝の聖域としての斎場御嶽、園比屋武御嶽石門、王家陵墓の玉陵、王家の別邸でありました識名園、その遺産群に大体こういったものが含まれております。
それから城跡、貝塚などの史跡につきましては、首里城跡、中城城跡など二十二件、名勝につきましては識名園など二件、天然記念物につきましては二十二件が指定されてございます。こうしました有形文化財のほかにまた無形文化財につきましては、組踊りとか宮古上布など三件、あるいは重要無形民族文化財につきましては、多良間村の豊年祭りなど三件が指定されてございます。